第２５回公演「森の唄が聴こえる」

　働く若者のミュージカル集団・コーラス・シティです。今年６月、ガーシュイン・ロブソン生誕１００年記念レビューショー「Viva Rhapsody」では、大変大きな反響が寄せられました。数々のご支援ご声援をお寄せいただいた皆様に、感謝申し上げます。
さて、コーラス・シティ次回作、この秋公開「森の唄が聴こえる」
団員の田中広喜が自ら執筆した本作品は、澄みきった空気と爽涼感を彷彿させる「森」を舞台に、そこを訪れた若手カメラマンの様々な出会いを通して、人類永遠のテーマともいえる環境問題に大胆に切り込む意欲作です。今回は新進気鋭の作曲家、ピアニスト、徳永洋明を迎え、シティの新しいサウンドを披露いたします。
皆様のご来場、こころからお待ちしております。

　カメラマンを志す若者、響　卓（ひびき　たく）がロケ隊とともに入った森。そこで出会ったものは、爽涼たる緑。喫茶「こもれび」に集う個性豊かな人々。そして冷徹なゴミ処分場建設の役員たちだった。静かな森に席巻する開発の足音。しかし蔓延するゴミ問題を解決するために処分場は不可欠。地域エゴか、環境保全か。揺れ動く人々と森のざわめき。はたして未来の森の姿はどこにあるのだろうか。
　自然を愛する「こもれび」の仲間たちは、計画にストップをかけるべく大胆な作戦を試みる。静かな森に人間が足を踏み入れ、共存関係が壊れ始めていく。そんななかで響は、森の中で不思議な声を耳にする。それは、彼にしか姿が見えない、森の精霊たちの声だった。

　シティおなじみの金井　信は今回はお休み。変わって新進気鋭若手作曲家、ピアニスト、徳永洋明が「森」をテーマに、荘厳なテーマをファンタジックに奏でます。シティのニューサウンドは、今回の最大の見どころの一つです。

　団員である田中広喜が手による本作品は、澄みきった空気と命の源泉を彷彿させる「森」を舞台に、主人公の様々な出会いを通して、未だ答えを見いだせない、人類永遠のテーマともいえる環境問題に大胆に切り込む意欲作です。

　 暁の森への一歩は、シティ新分野への第一歩！
ミュージカルホールとしては、都内で指折りの条件を揃える練馬文化センター小ホールをゲット！　スケールアップさせた舞台空間でシティが所狭しと歌い踊ります！　シティの新しい命の息吹、新ステージに乞うご期待下さい！